錯覚錯綜・興味のマイレージ

数日前より、だね。

ていうかテレビ局も週刊・日刊情報誌も最近は面白い事の後の祭りをはやし立てるだけですね。
まぁ、面白いって言うのは嬉々よりも危機とすべき話ばかりなんだけど

吉野家、そして今度はＫＦＣにおけるバイトさんの不祥事。

明日の朝にはお祭り騒ぎですね、きっと。


まぁ、実際そんな奴らばかりがバイトとしているわけだし
仕事の有意義や適正は見直されるべきやもしれないと、世論は動く…わけないか。
社員で『仕事中に２chオモシロスｗｗｗ』とかネタなのか定かじゃないが、まずやっているだろう奴も居るわけだしな

あまりにもバカな話だ。あぁ、他に形容しがたいクソ溜りだ。


かといって俺も、そんな奴らを絶対悪とも思わないわけだ。

そいつらがどうかしてるのは知ってる。
そいつを雇った所の社員が、店長が全て悪い訳じゃないのだって知ってる。むしろ被害者、だがおかしい奴も居るのは常か。
そして、あいかわらず事後をたむろするネタ喰い共の知ったような口ぶりにうんざりする。

朝のニュースをつまらなくしたのは、何時と誰なんだろうな？




娯楽は、興味は、今や繁栄を重ねておかしな方向へ向かっている。

『ニコニコ動画』

これも飽和へのステップである。

無論、コレ自体は悪いものじゃない。ただ、しかし…である。

メディア進出、業界への進出への『今もっとも近しい地点となりつつある場所』だからこそ、利用する人物のセンスが必須なのであるということ。


もっと簡単に言えば、インターネットするのに免許あったほうがいいんじゃねぇですか？位のこと。

実際に触れたり、得たり、働いて、失って。
見て、聴いて、嗅いで、味わって。
ないんだろうな…美味しいものと、したいことと、それをできるという自分を感じた事なんて。その喜びやらなんやらを。


人として五感六感の衰えてるつまらない人が増えている。


そして、つまらない人達は共感を従えてつまらない積み木を一生懸命に楽しいと錯覚するのでした。

願わくば、程よい回帰と退行を。果たすなら、突き抜けたその先への進化を。